十禍絶傑とは何かという話 続 (元ネタ推測)
この間十禍絶傑についての話で元ネタはモーセの十戒では?という話を長々としましたが、シャドウバースのホームページにあるキャラクター紹介を見たらそれを裏付けるようなことが書いてあったので紹介したいと思います。
以前の十禍絶傑についての記事はこちら
1主が唯一の神であること
2偶像崇拝禁止
3神の名をみだりに唱えてはならない
4週の7日目を安息日とせよ
5あなたの父と母を敬え
6殺してはならない
7姦淫してはならない
8盗んではならない
9偽証言してはならない
10人の物を欲しがってはいけない
これがモーセの十戒です。それでシャドウバース公式のキャラクター紹介をモーセの十戒と比較しながら見てみると
マゼルベイン
十禍絶傑の1 「群生する意思、孤高にて勝つ」
言っていることは似たような気がしてきますが、マゼルベインは神を信仰しているというよりも孤高が強く、自分を強調している感じがします。
ちなみに信仰剣である「ミヒライテ」は調べても出てこなかったので特に元ネタはないかと思います。
リーシェナ
十禍絶傑の2 「ボクを崇めて信じて祈ってよ!」
紹介文にたった一つの偶像として君臨すべくと書いてあるので、リーシェナはモーセとは逆のことだと考えるとすっきりします。そう考えるとリーシェナはビショップな感じがしますが、ビショップは既に発表されているので違いますね。また、破壊の絶傑と書いてあるのは偶像側からの反撃や思いなんですかね。可愛い。性別はどちらか分かれてるようですが…さすがに、ね。
ルルナイ
十禍絶傑の3 「音、言葉ーー消えろ。」
モーセの方は神の名をみだりに唱えてはならないですが、ルルナイは神だけでなくすべてを消し去るというモーセを極端に強く言った感じがします。いかにもネクロマンサーといった感じです。厨二感漂っていいですね。
マーウィン
十禍絶傑の4 「眠れ、世界よ。心のままに。」
安息日とは何もしてはいけない日ということですが、マーウィンはそれをさらに強く言ってる感じがします。活動を停止し、静止する。なるほど。
このカードがビショップみたいですね。
ガルミーユ
十禍絶傑の5 「世界はワタシの下に在る!」
これだけ見ると関係なさそうにも見えますが、モーセの父と母を敬えというのは言い換えれば目上の人を敬えということでもあると思うので、ガルミーユは逆で自分が一番上にあり、見下すという逆の関係になっています。可愛い。見下されたい←
エズディア
十禍絶傑の6 「腐敗しろ、命、心、あらゆるものよ。」
モーセは殺してはいけないですが、エズディアの方は殺さないけど苦痛を与えるという感じですね。これだけ聞くと意地悪なイメージが浮かびますが。
ヴァーナレク
十禍絶傑の7 「愛はパトス、テーゼは消える。」
パトスとは喜びや悲しみなどの感情を伴う一時的な感情のことで、
テーゼとは肯定的に主張すること、そうするための判断や命題を意味します。
これは姦淫してはならないのまさに逆ですね。ちなみに姦淫とは道義に背いた肉体的交渉のことをいいます。読み方は「かんいん」です。この名前を使うのは結構ギリギリな感じがしますが、元ネタ通りなので仕方ないですかね。
オクトリス
十禍絶傑の8 「満ちた世界は今日で餓える」
これも分かりやすく逆になってますね。思いっきり盗んでます。相手の能力を奪うという感じなのでしょうか。
ライオ
十禍絶傑の9 「これが世界のまことの姿。」
これは似たような感じですね。ただライオは偽証言してはいけないどころか真実や本性をさらけ出すという感じであり、やりすぎな気もします。色的にもウィッチですね。
ギルネリーゼ
十禍絶傑の10 「無垢な純情、貪り尽くす。」
これは分かりやすく逆のことですね。
ここまでモーセの十戒に対応している十禍絶傑のカードを見てきましたが、お気づきの人もいるかもしれませんが、女性キャラはモーセの十戒とは逆のことを、男性キャラはモーセと基本同じ路線を辿ってますが、なんだか極端であり考えがいきすぎな感じがします。ただ、ここまで見ると元ネタはモーセの十戒で間違いないと思います。
また、ここまで発表されたカードを見てみると、
十禍絶傑の1 マゼルベイン(ニュートラル)
能力に1あり
十禍絶傑の4 マーウィン (ビショップ)
コスト、攻撃力、体力が4
十禍絶傑の6 エズディア (エルフ)
能力に6あり
十禍絶傑の7 ヴァーナレク(ヴァンパイア)
能力に7あり
十禍絶傑の9 ライオ (ウィッチ)
能力に9あり
十禍絶傑の10ギルネリーゼ (ニュートラル)
能力に10あり
という感じで対応してるので残りのカードもそうなると思われます。
今回も長々となってしまいましたが、十禍絶傑の元ネタについての話は今回で終了だと思います。もし何か分かったら書くかもしれませんが・・・
残りのカードもどんな効果なのか楽しみです。
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では、また